料理の写真を撮ったけれど「何かうまくいかないな」と感じたことはありませんか?それは「シズル感」が足りていないからかもしれません。
今回は、ちょっとしたひと手間や工夫で「シズル感」をプラスする方法をご紹介します。
シズル感とは
シズル感とは、簡単にいうと「おいしそう!」という感覚のことです。
英語で「肉がジュージュー焼ける音」を表す「sizzle」が語源で、そこから「食欲や購買意欲を刺激する臨場感ある演出」といった意味で使われるようになりました。
では、シズル感をプラスするコツをみていきましょう。
おいしそうに魅せるコツ
ライティングは半逆光
被写体に対して斜め後ろから当たる光のことを半逆光といいます。
手前には影ができるので「立体感」が、被写体に光が当たるので「ツヤ感」も出ます。 この「立体感」と「ツヤ感」が「おいしそう!」の秘訣です。
水滴をつける
色鮮やかなお野菜だけど、もっとみずみずしく撮りたいというときは、水滴をプラス。
冷水で洗ったばかりの、かぶりつきたくなる新鮮でフレッシュな印象に。ジューシーなフルーツにもおすすめです。
霧吹きなどを使えば手軽にシズル感をプラス。
コップの表面に水滴を付けることでキンキンに冷えているように見せることができます。
まわりに氷を置くとより冷たさが表現できますね。
湯気に注目
湯気が写るとあたたかい印象が強くなり、香りまで漂ってきそうな気がしませんか?
撮影では写りにくい湯気ですが、背景が黒などの暗い色だと写りやすくなります。
あとから湯気を追加するスマホアプリや画像編集ソフトもあるので、興味がある人は試してみてください。
・湯気る
https://apps.apple.com/jp/app/%E6%B9%AF%E6%B0%97%E3%82%8B/id654457126
・Adobe Photoshop
https://www.adobe.com/jp/products/photoshop.html
シズル感を意識して「おいしそう!」を生みだそう!
このように、ちょっとしたひと手間や工夫でおいしそうな写真を撮ることができます。
料理を撮影する際には、今回ご紹介したシズル感を意識して撮影してみてください。
omoiroではこの他にもさまざまなテクニックを駆使して商品ページを作成しています。ページ作成や商品の撮影がイメージ通りにできずお悩みの方、ぜひお気軽にご相談ください♪