今回は、ボケ感のある写真の撮り方をご紹介します。
ボケ感のある写真とは、まわりの風景がぼんやりして、被写体に目が行くような写真のことです。
ボケって何？
ボケとは、カメラのピントが合っていないことです。
被写体にピントがあっていない写真は「ピンボケ」と呼ばれ失敗写真になりますが、被写体のまわりを上手にぼかすと、主役に目がいくおしゃれな写真になります。
ボケ感のある写真を撮る3つのポイント
ボケ感のある写真を撮るコツは、F値（絞り）を適切に設定することです。
F値について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
カメラ初心者に優しいF値（絞り）の基本！ボケで映える
カメラモードは絞り優先
まずカメラの撮影モードを変えてみましょう。
カメラの上部にあるAUTOやPなどが書いてあるつまみをA（Av）に合わせると、ボケ感を演出しやすい絞り優先モードになります。
絞り優先モードはF値を自分でコントロールでき、それ以外の設定はカメラが自動でしてくれます。
明るさを一定に保ちながら、ボケ感に集中して撮ることができるモードです。
カメラ・被写体・背景の位置関係
被写体が決まったら、カメラ・被写体・背景の3つの位置関係に気を付けてみましょう。
ボケ感のある写真といっても、被写体にピントが合っていないといい写真にはなりません。
しっかりピントを合わせて撮影しましょう。
被写体に近すぎるとピントが合わせにくくなるので、なかなかピントが合わない場合は被写体から少し離れてみましょう。
被写体と背景の距離が離れるほど、より背景がボケやすくなります。
背景にもピントが合ってしまう場合は、被写体と背景の距離を確認してみてください。
F値は小さく
A（Av）モードになっているのを確認したら、F値の設定を変えてみましょう。
Ｆ値は小さい数値にするとボケやすくなります。
カメラのレンズによって最小値は異なります。
ボケ感のあるおしゃれ写真を撮ってみよう！
ボケ感のある写真を撮る3つのポイントをご紹介しました。
それでもボケ感に物足りなさを感じたら、レンズを変えるとより背景をぼかすことができます。
単焦点レンズを使用すると、ズームができないかわりに一般的な標準レンズよりF値を低く設定できます。
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