「上手に撮れた写真、拡大して見たらブレてる…!」そんな経験、ありませんか?
今回は撮影時によくある手ブレを抑えるコツをご紹介します。
写真がブレる原因
ブレには2種類あります。
被写体が動くことで生じる「被写体ブレ」と、撮影者の手が動く(=カメラが動く)ことで生じる「手ブレ」です。
この2つのブレに共通する原因は「シャッタースピードが遅い」こと。
カメラのシャッターが開いている間に、被写体や撮影者の手が動くことでブレてしまいます。
シャッタースピードを速くしてみよう
シャッタースピードとは、シャッターが開いている時間をコントロールできるカメラの機能です。手ブレはシャッターが開いている間に生じる現象なので、シャッタースピードが遅いほどブレやすくなります。
手ブレを抑えるためにシャッタースピードを速くして撮影してみましょう。
一般的に手ブレが起こりにくいとされている値は「1/125秒」です。
シャッタースピードは「マニュアルモード」または「シャッタースピード優先モード」で設定できます。
ただし、シャッタースピードは写真の明るさに直結します。シャッタースピードを速くすると暗い写真、遅くすると明るい写真になるということを覚えておきましょう。
シャッタースピードについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
【初心者向け】シャッタースピードの基本とシーン別設定目安撮影時の手ブレ対策
両脇を締めてカメラを構えよう
腕はなるべく身体から離さないほうがブレにくくなります。シャッターを押す瞬間は「私は1ミリも動かない!」と、息も止まるくらい強く意識してみてください。
カメラは身体に近いほうが安定するので、モニターを見ながら撮影するライブビュー撮影よりもファインダーをのぞいて撮影するほうが、より手ブレを抑えられます。
身の回りの物を利用しよう
壁があれば、壁にカメラを押し付けて撮影したり、身体ごと寄りかかって撮影するとブレにくくなります。
机や台などがあれば、そこにカメラを置いて撮影するのも手です。
カメラについているネックストラップも手ブレ対策に利用できます。
カメラを首から提げた状態で手に持ち、カメラを前に突き出すとストラップがピンと張ってカメラがブレにくくなります。これはライブビュー撮影時に有効です。
三脚を使おう
どうしてもブレる場合は三脚を使いましょう。
カメラを固定して撮影できるので、商品撮影では特におすすめです。
「手ブレは抑えたいけどシャッタースピードを速くすると暗くなっちゃう!」という場合でも、三脚を使えばブレずに明るい写真を撮ることができます。
とはいえ、シャッタースピードを遅くしすぎると、三脚を使っていてもシャッターを押したときのわずかな振動でブレたりします。
そんなときはセルフタイマーを使いましょう。2秒タイマーで撮影すれば、シャッターを押してから2秒後に撮影されるのでブレなく撮影できます。
工夫次第でブレ知らず!
手ブレはカメラの機能で対処することもできますが、身近なものを利用するだけでも抑えられます。
工夫次第でいろいろ可能になるのも撮影の楽しさのひとつ!あなたの身の回りにある意外なものが手ブレ防止に役立つかもしれません♪
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